logo KeyShot/KeyVR|フォトリアル 3D ビジュアライズツール

NEWS & COLUMN お知らせ&コラム

Tips 2021.08.13 更新

KeyShotのボリュームライティング:「神の光線」作成方法

KeyShotのボリュームライティング:「神の光線」作成方法

KeyShotには、単純なドラッグ・ドロップHDRI環境から物理ライト、プリセットなど、多数の照明機能があり、シーン内のライトを一括で管理できるライトマネジャー機能が含まれています。
また、KeyShotにはボリューム照明機能があり、かすんでいるシーンでライトが輝いているときに発生する「神の光線」効果を作成できます。
この記事では、スキャターリングマテリアルとスポットライトを使用してこれらの効果を実現する方法について説明します。

KeyShotで光線を作成する
露出した窓を通過する光線、家具を照らす迷光や、夜の闇を貫く車のヘッドライトビームなど、ボリュームライトはシーンを引き立てる劇的な効果を生み出すことができます。 作り方を見てみましょう。

KeyShotでボリューム照明を作成するには、シーンで照明されるモデル、光源の位置、および光線の可視性を考慮することが重要です。
スポットライトを使用すると、このプロセスとその影響を理解できます。

1.モデルを分離する
この例のシーンでは、観葉植物は分離されており、背景には他の詳細はありません。
これは、被写体を照らし、表面の質感や素材の特性などの細部に注意を喚起するヒーローショットを作成するための優れた方法です。
このコンポジションを作成するには、被写体をシーンの中央に配置し、地表面([編集]→[ジオメトリを追加]→[地面を追加]、またはCtrl + G)を追加してモデルに対する地面を作成します。

2.スポットライトを追加
次に、スポットライト([編集]→[ライトの追加]→[スポットライト]、またはShift + 4)を追加し、モデルの上に配置します。 必要に応じてスポットライトのパラメータを調整します。
※ KeyShot 9以前を使用している場合は、最初にジオメトリの一部をシーンに追加してから、[マテリアル]タブからスポットライトマテリアルを適用して、物理的なスポットライトを作成する必要があります。

3.ボリュームを追加
ライトを設定したら、[ライブラリ]ウィンドウ→[モデル]タブに移動し、ジオメトリオブジェクト(球や立方体など)をダブルクリックして追加します。 次に、必要に応じて、カメラビュー全体を含むようにジオメトリを拡大または縮小します。

4.スキャターリングマテリアルを適用
次に、[マテリアル]タブを開き、[スキャターリングマテリアル]→[フォグ]マテリアルをドラッグ・ドロップします。
スキャターリングマテリアルを適用するもう1つの簡単な方法は、ジオメトリをダブルクリックして [プロジェクト]ウィンドウ→[マテリアル]タブを開き、マテリアルタイプを[スキャターリングマ]に変更することです。 ライブラリマテリアルは、透過色がグレーに設定されていますが、マテリアルタイプを[スキャターリング]に変更すると、[透過カラー]がモデルの色に合わせます。

5.カスタマイズする
スキャターリングマテリアルが適用され、物理光源が配置されているので、残っているのは、スキャターリングとスポットライトを調整して、想定した外観を作成するだけです。
スポットライトまたはスキャターリングの色を調整することで定型化された効果を作成でき、「スキャターリングの透明距離」と密度を調整することで霧のような効果の強度を調整できます。
シーン構築のこの段階は、クリエイティブな表現と好みに帰着するため、ニーズに最適な外観が得られるまで、これらの設定を試してみてください。

上級者向けのヒント①:マルチスキャターリングを使う
スキャターリングマテリアルのプロパティで、より現実的なスキャターリング効果のために「マルチスキャターリング」を使うことができます。
アドバンスオプションとして、光がどのように反射または吸収するかを調整する「アルベド」と「スキャターリング方向」パラメータなど 高度なカラー・照明効果をコントロールできます。

上級者向けのヒント②:環境照明を暗く
最後に、光線を強調し、シーン内のオブジェクトをハイライトするには、環境を真っ黒に設定して、シーン内唯一の照らされた要素がスポットライトになるようにします。
[プロジェクト]ウィンドウ→[環境]タブに移動し、[明るさ]を0に設定します。

ボリュームライトの高度応用

上記のシーンでは、スキャターリングマテリアルを介したスポットライトを使用して、オートバイのヘッドライトとテールランプに注目を喚起し、
環境に対するコンテキストを示しています。劇的な構図になるだけではなく、夜の街角や路地のような暗くてかすんでいる環境を呼び起こします。

このインテリアシーンは、より微妙な効果を示しています。 物理的な光を使用して開いた窓から光を当て、太陽に照らされた効果を生み出します。
一方、スキャターリングマテリアルは、暗い感覚を加えるのに役立ちます。
どちらのシーンでも、ボリュームライティングは、他の方法では本来一般的なシーンの「ムード」を高めるのに役立ちます。

さあ、あなたはこの革新的なツールを用いて何を創造しますか?

CONTACT 問い合わせ